マルチタスク
- 複数のタスクを消化する際のスタンスの一つで、コンテキストスイッチングを「タスクの終了後」以外でも頻繁に行うこと
- 特にスイッチングを高速で切り替える場合を指す
- まやかしの同時
- 複数のタスクを同時にこなしているように見えても、実はそうではない
- 脳の内部的には、一つのタスクに専念することを高速で切り替えている
- タスク管理でもこの立場をとる
- タスク管理は論理的な手続きであり、同時に一つしか実行できないから
- ただし人の思考そのものは同時並行が可能である
- (既に実行しているタスクに関する)思考Aの最中に、思考Xが働くことがある
- 思考Xが知識iに辿り着いたとする
- タスクpが「~~について結論を出す」であり、知識iが結論として採用できるとする
- このとき、並行した思考Xによってタスクpを消化できたことになる
- マルチタスクの是非
- 非である
- スイッチングコストが余分にかかる
- バッチサイズ問題
- 複数の工程を要するAをn個完成させる際、以下のどちらが速いか
- 1:先に工程1を全部終わらせ、次に工程2を全部終わらせ……
- 2:Aを1個ずつつくっていく
- 直感的には1が早そうだが、実は2の方が早い
- :sta: 最もこれは「同じものをたくさん作る場合」の話であって、違うn個のタスクを扱う場合には単純に当てはめられないが
- 深いスイッチコンテキストを要する仕事ができない
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