TEAV
table:teav
略称 |
名称 |
何をするか |
T |
Tool |
使う[ツール]を選定する |
E |
Enumerate |
[タスク]を洗い出す |
A |
Assign |
タスクを割り当てる |
V |
Visualize |
進捗を可視化する |
- TEAV詳細
- Tool
- 使うツールを選定する
- なぜ重要か
- タスク管理としてできることはツール次第だから
- もっと言うとツールの機能・性能・難易度、その他制約次第
- ツールが無い or 弱いのはハンディキャップを負うようなもの
- ここで手を抜くと、Excel + 無闇に会議や口頭で聞き出すやり方になってしまいコストと資源がかさむ
- Enumerate
- 必要なタスクを洗い出す
- プロジェクト達成に必要なタスクを洗い出し切る
- 一人ひとりに割当可能なレベルにまで分解する
- 以下を含む
- タスクを洗い出す
- 実行順序を定める
- 締切を定める
- ……
- WBSのようなタスクのツリーが出来上がる
- PWEPではなく、プレーンテキストや付箋など編集しやすい手段を使う
- バリバリ編集することになるため、編集しづらい手段だと妥協が生じる
- ツールにいきなりタスクを書かない
- まずは机上でEnumerateし、メンバー全員と合意を取る
- ボリュームが多すぎて非現実的な場合は、「この大タスクXはAさんに任せる」といったように委譲する
- ツリーが確定してきたら、ようやくツールに投入する
- Assign
- タスクを各人に割り当てる
- ツールの担当者属性に割り当てるということ
- Visualize
- 進捗を可視化する
- 進捗の例
- どのタスクがどれくらい進んでいるか
- 誰々の進み具合はどうか
- 誰々の負担はどうか
- 締切までに間に合いそうか
- 可視化するために必要なこと
- メンバーがこまめに(ツールに投入された自分の)タスク(の状態や状況を)を更新すること
- 知りたいことが知れるようなフィルタリングやビューを用意すること
- ツールを見るだけで把握できるように努めること
- 安易に口頭で尋ねたり会議を開催するのではなく
- 理想
- マネージャーがこまめにツールをウォッチする
- 進捗が悪い・問題がある部分を発見したら当人に確認する
- つまりマネージャーはメンバーの邪魔をしない
- TEAVの問題点
- メンバー全員にタスク管理およびツールに関する高い習熟を要求している
- ツールの費用が安くなく、またクラウド利用が前提となることが多い
- 昨今TEAVを実現できるツールはほぼ有料のSaaSである
- これは会社によっては導入しづらい・できないことがある
- 予算や申請の問題、クラウド利用がセキュリティ上許されていない等
Links
- ← タスク管理概論
- ← プロジェクトタスク管理
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