TODO実装指向
- タスク管理のスタンスの一つで、TODOを概念的・抽象的な「やること」(概念単位)とし、これを管理するためには何らかの行動的・具体的な単位(実装単位)を実装しなければならないとするもの
- もっというと
- 前者の概念単位と後者の実装単位を別の用語で定義すること
- 特に「TODO」という単語を実装単位から切り離すこと
- これにより「TODO」という紛らわしい単語を一つ減らすとともに、概念単位を指す言葉を獲得できる
- 例
- ClickUp
- タスクにぶら下げられるサブタスクをTODOと呼んでいる
- TODOを実現する単位としてSubtaskとChecklistがある
- 子タスク
- 「TODOとしてタスクが3つあります」
- なまじタスク管理に慣れていると「TODOとタスクの違いは何?」「親タスクをTODO、子タスクをタスクと呼んでいる?」などと解釈してしまい混乱する
- TODOという言葉も実装単位だと認識している
- 概念単位という発想がないため、概念単位での議論ができない
- 議論しようとしても言葉がなくてできない
- 既にTODOやタスクといった言葉が実装単位として使われてしまっている
- 実装という言葉について
- プログラミングにおける「抽象クラスの実装」から取っている
- TODOという抽象的な部品が存在する
- そのままでは使えない
- この抽象性に従った形で、何らかの具体的機能をつくりこむ(実装)
- 実装した具現クラスを使用する
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