ストックアウトプット(Stock Output)とは、「情報共有」とはオープンであることとして望ましいアウトプットの仕方、特にそのような仕方で出したアウトプット自体を指します。
CROFT要件
ストックアウトプットが満たす要件を5つにまとめたものをCROFT(クロフト)と呼びます。
1: Collaborative
- プレーンテキストであり検索とコピペができる
- コメントとフィードバックを受け付けている
- 「メアドやDMで教えて」はオプションとしてはアリだが、これだけでは満たさない
2: Readable
- ブラウザだけで読める
- パーマリンク(固有のURL)があり、ブクマができる・ダイレクトにアクセスできる
- 構造化されている(ただの散文や日記ではなく記事や文書のクオリティがある)
文書よりもページが良いということです。以下記事も見てください。
「ページズム」 文書よりもページ
3: Open
オープンの概念は難解です。ITエンジニアやインターネットユーザーは馴染み深いものですが、そうではない方には縁のないものです。当サイトでも解説記事を書いているので、ぜひ押さえてください。
「情報共有」とはオープンであること
オープンには段階がある
4: Free
- 利用に制限がない
- 有料でない、会員登録やログインを要求しない、広告がない etc
5: Transparent
- 個人によるアウトプットであり個人名が出ている or 組織単位の場合でも個人名が出ている
- 投稿日時や更新日時を記録されており、読者も閲覧できる
- 履歴が記録されており、読者も閲覧できる
発信者の透明性を指します。
特に発信者が具体的な個人に紐づいていることが重要です。でないとコラボレーションが生まれづらいからです。情報共有は組織内の各個人が自由に行えるべきであり、個人でない発信単位はこれを阻害します。
Q&A
Q: 文書などCROFTでは表現しづらい、まとまった情報もCROFTであるべきか?
Ans: いいえ。
ただし、最低限文書へのリンクはCROFTで示したいです。可能なら要約版もつくりたいところです。
この考え方をさらに突き詰めると、インクリメンタル(次第に情報量を増やす)となります。
インクリメンタルな情報共有と1-3-10-P-D法