workhack2.0

SFFS(Single Focus and First Step)とは、スタートラインに立つために心がけるべき本質を表現したものです。以下を指します。

詳しく

「千里の道も一歩から」「まずはやってみる」「小さな成果を積み上げる」など、同様の本質はありふれていますが、SFFSはこのあたりをわかりやすく表現したものです。

Single Focus

まずは Single Focus、一つのことに集中せよと説きます。

マルチタスクのマトリックスをやめなさいと言い換えることもできます。退屈でも辛くても、いいからまずは一つのことだけやってみるのです。1日20分を5のコトに費やすのではなく、1日100分を1つのコトに費やします。

これは意外と難しくて、何に集中するかという意思決定も必要ですし、日常的な誘惑や割り込みからもガードせねばなりません。もちろん、100分続けるだけの体力や集中力も要りますから、それができるよう生活も調整します。SNSに依存しているなら断つべきですし、栄養や柳沢正史氏の睡眠ノウハウ・知見まとめが不足しているならその解消から始めます。

逆を言えば、Single Focus すらできていない時点で論外なのです。1日20分でいったい何ができるというのか。

※もちろん場合によります。管理、指導、経営の文脈ではマルチタスクが求められますし、特性としてマルチタスクが得意な人もいます。

First Step

ファーストペンギン、ファーストチック、ファーストシャコ、ファーストキリンという言葉もありますが、ファーストステップと聞くと「とりあえず行動すれば良い」と聞こえます。少し違います。

第一歩とは、少しでもいいので具体的な成果を出せていることです。成果の第一歩です。提案やたたき台でも構いません。次の議論に繋げられるだけの何かである必要があります。

行動自体に意味はありません。あるいは、意味があっても通じるとは限りません。少なくとも成果として認識してもらえる程度のお膳立て(何らかの言語化や作品が要る)は必要です。仮に組織文化として面倒な提案2.0が要るのだとしても、やるしかありません。

とにかく、成果の第一歩を踏み出してください。でないと次に繋がるかどうかが完全な運任せ、他力本願となってしまいます。

両方要る

First Stepを踏み出すために、実は Single Focus も必要です――というと語弊がありますが、した方が有利です。

第一歩レベルとはいえ、何らかの成果を出すのにはそれなりに時間(と覚悟)が要るからです。

意外と難しい

SFFSは至極当たり前に聞こえますが、意外とできません。

たとえばビジネスでは、本業の片手間で改善や新規事業に従事する(させられる)ことが多いですが、まさにできていません。本当にやりたいなら、SFFSを行える人材を用意するべきなのです。

個人レベルでも、多趣味的にあれもこれもと欲張る人が多いでしょう。ただでさえに仕事とプライベートとで抱えている中で、あれこれと手を出したところで身につきません。

(関連記事)

SFFSと似た概念としてJDI(Just Do It! / いいからやれ!)があります。

Just Do Itマトリックス

SFFSはシンメトリーアクロニムの一例です。

シンメトリーアクロニム