workhack2.0

WYRS(What You Read Sharing)とは、読んだものを共有するという意味です。

普段仕事やプライベートで色んな記事、ポスト、書籍などを読むと思いますが、同時に共有したくもなります。このような営みに名前をつけたのがWYRSです。

WYRSのやり方

主なやり方を示します。

Slack や Discord で流す

情報共有用のチャンネルをつくって、共有したいことを流します。URLをそのまま投稿すればいいだけなので気軽です。

チャンネルに流す部分は、自分で手作業でやってもいいですし自動化もできます。自動化の場合、たとえば以下が使えるでしょう:

X(Twitter)で流す

X(Twitter)ではなく分報とは「あなた専用の公開つぶやきチャンネル」でもいいですが、ともかく自分の投稿スペースがある場合に、単にそこに流すこともできます。

この場合も同様に、自分で手作業で投稿するか、連携前提で自動的に流すかはどちらも使えます。

専用のSNSを使う

まだ確たるアプリやSNSは無いと思いますが、ブックマークベースのコミュニケーションツールやSNSがあったとします。

過去事例はあります。

グループはつくれるが、メッセージは投稿できずURLしか投稿できないような世界です。このような世界だと、事実上URLを用いた情報共有しか行えないことになります。アクセス数やいいね数などでソートすれば、グループ内で盛り上がっているURLなどもわかるでしょう。

監視、ステージング、コミット

以下のような仕組みを考えます。

自分の動線を監視して、自分が読んだものをすべて「公開候補」として提示する仕組みがあるとしましょう。たとえばあなたの「ブラウザのブックマーク」と「Notionのワークスペース」を監視して、新たに出現したURLは全部捕捉されるとします。

捕捉されたものは「公開候補」として提示されています。これをステージングと呼びます。あなたはステージングされたものを見て、公開しちゃだめなものを除外したあと、公開ボタンを押します。

すると、ステージングされたものがすべて公開されます(コミット)。

……いかがでしょうか。

※余談ですが、このような考え方はソフトウェア開発の履歴管理で使われています(Git)。

このような仕組みがあれば、あなたはいちいち手動で共有する手間から解放されます。どこかのタイミングで、ステージングされたものをチェックすればいいだけです。チェック自体を忘れるなら、あなたの知らないリマインダーがきっとあるを設定しましょう。

ただし監視される気持ち悪さと、チェック時にうっかり見逃して公開したくないものを公開してしまうリスクはあります。

また、溜めすぎるとチェック分量が多すぎて破綻するので、インボックスゼロはまだまだ使えますを心がけて、こまめに処理した方がいいでしょう。

共有イベント

別のアプローチとして、読んだものを共有する会を開催することです。

朝会を始めとする定例会議はよく使われますが、ここのバリエーションとして「読んだことを共有する会」も加えます。たとえば週に一度、読んだものを1~4個くらい共有する小さな会を開催するなど。

注意点としては、バランスが難しいことでしょうか。

上記二点のトレードオフを注意深く探る必要があります。無闇に開催しただけでは重荷になりかねません。

おすすめは同時編集可能なノートを用いて、以下のようにすることです。

これならURLを貼るだけで済みますし、コメントもやりたい人だけができます。また、同時編集なので誰かの会話を待つこともなく、自分のペースで貼れます。

しかし会ではあるので、皆で集まってはいます。会話も可能しながら、ノートに貼り付けていく形にすると盛り上がるでしょう。

ちなみにチーム内で行うこともできますし、社内で誰が来てもいいよ的なやり方もできます(リモートに潤いをもたらす「ワークイベント」など)。

メリット

言語化を伴わない、イージーな情報共有が行えることです。

Twitterのリツイート機能がよく使われる理由の一つは、言語化の必要がないことです。この気軽なやりとりを一般化したのがWYRSです。