タスクのライフサイクル
- タスクという概念がどのように生まれ、尽きるかの全体像
- タスクの寿命のサイクルについて論じているわけではないことに注意
- レイヤー間について
- レイヤー内について
- タスクのライフサイクルであるため、Layer0は扱わない
- カインドとステージを用いて、カインドごとにステージ間を遷移するというモデルで説明している
- Layer1(タスク管理していない)とLayer2(タスク管理している)とでは、後者の方がはるかにモデルが単純である
- つまりタスク管理が本質的にタスクの取り扱いを楽にすることを示している
レイヤー
レイヤー間のサイクル
- Upward
- Layer0 to Layer1
- Layer1 to Layer2
- 観測されたタスクAを管理する=何らかのツールに投入する
- Downward
- Layer2 to Layer1
- 管理されたタスクAを削除する
- 管理されたタスクAを管理するツールをすべて失う
- Layer1 to Layer0
- 観測されたタスクAを “やること” ではないと判断する
- 観測されたタスクAを忘れる
各レイヤー内のサイクル
- 前提
- レイヤー内のタスクには種類がある
- これをカインド(Kind)と呼ぶ
- タスクには状態がある
- ※ここで言及する状態とは、パラメーターとしての状態ではない
- これをステージ(Stage)と呼ぶ
- カインドごとにステージがある
- :sta: カインドごとに独自のステージがあるのか、全カインドで同じステージなのかがまだ見えてない
- ステージ間の移行は必ずしもシーケンシャルではない
- ステージ1 → ステージ2 → …… とは限らない
- ステージ1 → ステージ4 → ステージ2 などもありえる
Layer0タスクではないため割愛
- Layer1
- カインド
- Kind1……観測されたタスク
- Kind2……観測され、言語化されたタスク
- Kind3……観測され、言語化され、頭の外に出されたタスク
- ステージ
- Valid……有効である
- Updated……有効だが、改変された
- ※改変とは
- Kind1を構成する事柄の一部を変更すること
- Kind2の表現を変更すること
- Kind3の出力先を変更すること
- Invalid……無効である
- Forgot……忘却した
- ステージ詳細
- 無効または忘却されたタスクはLayer1から消える
- 改変は繰り返される
- Layer2
- カインド
- カインド詳細
- layer1との違い
- kindが少ない
- 感覚で処理する、という類のカインドがない
- 目に見えるタスクを操作する、という手続き的なカインド一つのみに帰着できる
- ステージ
- Valid……有効である
- Updated……有効だが、改変された
- Invalid……無効である
- Removed……取り除かれた
- ステージ詳細
- layer1との違い
- invalid to updated がある
- forgot がない
- removed がある
- 失うのではなく手放すという概念になる
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