タスク管理ではタスクを管理しがちですが、もう一つ、時間の使い方を考えることも重要です。
最もシンプルで有用なのは、日単位で区切るデイリータスクリストを知るですが、
これ以外にも、一日の中を時間帯で区切る考え方があります。その有用性を見ていきます。
タスク管理用語だと思いますが、セクションとは時間帯を指します。
たとえば午前、昼休憩、午後はかんたんな例であり、誰もが知るであろうセクションです。実際、このようなきりのいい分け方をするからこそ、時間の使い方、ひいてはタスクをどうこなしていくかの調整に役立っているはずです。
以下に既存の記事をいくつか示します。
https://task-management-compilation.com/keywords_section/
https://zenn.dev/sta/books/taskmanagement-kamikudaku/viewer/strategy#%E6%A6%82%E8%A6%81-2
https://scrapbox.io/taskmanagement/%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
セクションという言葉は知らなくても、時間帯という概念自体は身近であるはずです。しかし、時間帯は誰かから与えられたものに従っていることが多いと思います。
実はそうではありません。
上述の「認知的な帯」とはまさにそうで、時間帯は所詮は解釈にすぎません。自分にとって最適な帯を、自分で定義・模索すればいいのです。
現代では主体性が重視され始めています。
『仕事術2.0について』でも書きましたが、正解が無いのに多様はあるという厄介な時代だと思います。自分なりに歩んでいくしかありません。
しかし「主体的に、と言われても……」が本音だと思います。
セクションは、そのファーストステップとして使いやすいです。
つまり自分なりに時間帯を引いて、そのとおりに過ごしてみるのです。引いた時間帯が上手くなければ、日々微修正していきます。
セクションという用語こそとっつきづらいですが、時間帯自体は馴染み深く、扱いやすいはずです。これでも主体的に行動していることに変わりはないですから、主体的に動くとはどういうことかも学んでいけます。
最後に、セクションを自分なりにデザインする際に、知っておくと使えそうなヒントを雑多に挙げておきます。
上述した書籍『タスク管理を噛み砕く』からの抜粋です。
セクションと聞いて、どれくらいの長さをイメージしたでしょうか。
人によって違うと思います。
たとえばマネージャーは1時間くらいの単位感だと思います。一方、現場は、特にものづくりに携わる人は、数時間以上のまとまった時間を思い浮かべると思います。
この点は以下記事でも取り上げています。
あなたに合った単位感があると思いますので、尊重すると良いでしょう。
セクションにはおおよそ種類があるはずです。
たとえば「プライベート」「仕事」の二分類はあまりに有名でしょう。また、プライベートと言っても平日の朝(通勤)、平日の昼休憩(会社に居る)、休日(仕事から完全に解放)はすべて違うはずです。
このような種類から考えてみることでも、セクションをデザインするヒントになります。
セクションとしておろそかになりがちなのが、休むためのセクションです。
私たちは昼休憩しか意識しませんが、これ以外に休んではいけないなんてことはないのです。
もちろん、仕事の場合は業務的な拘束がありますから、そうかんたんに確保するわけにもいきませんが、狙ってみるのは悪くないと思います。ホワイトスペース本が言うように、余裕は大事です。
ここまで、セクションを個人的として扱ってきましたが、実は組織に適用することもできます。
たとえばトリンプの「がんばるタイム」だったり、上述したホワイトスペース本でも「考えにふける時間」が紹介されています。
いずれにせよ、組織内の全員が一斉に取り組むものです。
『仕事術2.0』では、これを集中時間帯と呼んでいます。様々な案があり、以下記事にてまとめています。
もちろん、ご自身でオリジナルの時間帯をつくってみても良いでしょう。