朝 5:00 に起きて夜 21:00 に寝る生活です。
ただしフレックスが可能でリモートワークがメイン(出社は週 1 よりも低頻度)であるか、同等の過ごし方ができることを前提とします。
人の少なさと、静かであることです。
人が少ない:
静かで集中できる:
多数派の活動時間帯と被らないので機会損失になります。また会議調整面で衝突しやすいです。
会議がすぐ定時外になる:
夜に盛り上がるコンテンツを味わえない:
就寝時間なのに隣人がどたばたする:
超朝型を手に入れるためには、以下が必要です。
体質については、以下を参照してください。
超朝型生活には当然ながら朝型が必須です。
生活リズムの要領とは、たとえば休日も含めて毎日起床時間や就寝時間、食事時間などを固定できるかという話です。
これができない場合、超朝型生活を手に入れるのは厳しいと思います。手に入れた後は固定できなくても良いのですが、手に入れるまでは固定する必要があるからです。
自由度については、冒頭でも述べたとおりです。特に通勤・出社など場所的な拘束、会議など時間的な拘束が多ければ多いほど不利になります。拘束については、以下記事も参照してください。
条件を満たしていそうなら、続いて入手に向けて動きましょう。
といっても単純で、少しずつ近づけていくだけです。
たとえば現時点で 7:00~23:00 の人がいるとします。
まずは 6:30 起きを目指しましょう。それが定着したら、次は 6:00 起きを目指します。30分がしんどいなら15分でもいいです。
それこそ、1年くらいかけるつもりでじわりじわりとやってください。いきなりはできませんし、正直言って1年で手に入るなら短い方と思います。
人間関係と同じです。
友人や恋人もいきなりできるものではなく、日々の積み重ねがものをいいます。生活習慣も同じです。超朝型へのシフトも同じです。
ただし、要領を得てきたらペースを上げることはできます。
先ほど定着という言葉を使いましたが、定着とは休日も含めて一週間の間、一日も欠かさず、自然と行えた状態を指します。自然というのは無理なくこなせるという意味です。その端的な指標が「休日も含めて」です。
習慣に関する本や研究ではよく「3週間」とか「月単位」などといいますが、それはいたずらに範囲を広げているだけです。より重要なのは「休日」など達成しづらい日でも続けて達成することです。
かつ、今回は超朝型に少しずつ近づけていくという文脈なので、「6:30に起きる」「6:15に起きる」など一つ一つの習慣は一週間程度で良いのです。この二つでも、累計すれば二週間ですよね。5:00 に至るまで続けたら、結果的に三週間とかnヶ月も積み上がっています。
そういうわけで、休日込みで、一週間を目安にじわじわと近づいていくのが良いでしょう。
ただし、これは理想の話です。前述したとおり、実際は1年で定着したら短い方、というくらいですので、そうかんたんには行きません。「6:30までは早かったけど、6:00からが厳しくて、もう三ヶ月くらい6:30で止まってます……」なんてこともよくあります。
めでたく超朝型が手に入ったところで、これを維持できるとは限りません。
多くの場合、明示的な努力が別途必要になりますので、ここで取り上げます。
朝型という多様性への理解はまだまだ浅いと思います。というより、多様性自体がそうです。
少なくとも言わないと通じないので、まずは言いましょう。かつ、言い続けましょう。
つまりは朝型キャラを確立して、周囲に知らしめるということです。そこまでしてようやく通じるか、それでも通じないこともあります。
逆を言うと、
「そこまでして超朝型を維持したいか?」
はキラークエスチョンです。
もし No の場合、超朝型にこだわる必要性は正直無いと思います。実際、デメリットの項でも挙げたとおり、それなりにデメリットもあります。
どうしてもメリットが欲しい人こそ、超朝型を維持する価値があります。そのためならキャラを確立して、知らしめるくらいはできますし、やろうと思えます。
超朝型生活が壊れる主因の一つが隣人です。
隣人が朝型でない場合、夜間の就寝を邪魔されてしまうことがあります。また、朝型であっても、たとえば畑やガレージがあって朝から作業されてしまうと日中のリモートワークに差し支えたりもしますし、そばに駐車場やコンビニがあると車の出入りがしばしばうるさいです。
こればっかりは隣人ガチャ要素が強く、再現性のあるテクニックは中々言えません。
一つ挙げるとすれば、住宅街エリアから都心部に通勤しているサラリーマンでしょうか。この人達は比較的朝が早いため、夜も早く寝ます。日常的に疲れていて、あまり気力もないので、うるさい趣味を行う可能性も低いです。
※もちろんゼロではないです。たとえば夜ふかししてボイチャしながらゲームをするとか、鑑賞が趣味で音楽がうるさいとか、リングフィットでどたばたするとかいったことは珍しくありません。
逆に学生や若者が多く住むエリアは避けたいところです。都心部は(高級なエリアでなければ)基本的にここに引っかかってしまうため、分が悪いと言えます。
かといって、田舎すぎても逆に人付き合い(突発的な訪問や会話の開始)がほぼ強制的に発生してしまいます。
そういう意味では、都心部に通える地方都市くらいの場所がバランスが良いでしょう。かつ、学生街でも工業エリアでもない、住宅街であれば理想です。
超朝型はまだまだマイナーな過ごし方であり、多数派に合わせているとあっという間に壊されます。
特に警戒したいのが会議です。会議は時間を拘束する厄介なあり方であり、昼と夜前半に活動する多数派は、ここに平気で会議を入れてきます。
前述の「キャラの確立」とも被りますが、こちらから超朝型であることや夕方以降は仕事をしないことなどを伝えていかなければ、成すすべもなくやられてしまいます。黙っていて状況が好転することはありません。超朝型の領分を乱されないためには、自分で主張しなければなりません。
その目安が、会議をどれだけ減らせるかです。
もちろん、会議を減らすということは、その分、別のやり方で仕事に貢献する必要があります。「非同期コミュニケーション」や「現場のスケジュール」を使うようなスタイルになると思います。
このあたりのやり方や考え方は、他にも色々あります。『仕事術2.0』がまさに扱っている内容ですので、ぜひ読み漁ってみてください。
仕事面で上手く調整できて超朝型を維持できるようになったとしても、実はまだハードルがあります。娯楽面です。
いくら超朝型になれたとしても、娯楽として、趣味として楽しめることがなければくじけてしまいます。特に大半の社会人は、夜が余暇であり、そこを娯楽や趣味に充てていますので、超朝型になることでそれらができなくなるリスクがあります。
なお、ここには人と予定が合わないことも含みます。たとえば同僚や友人と飲みに行けなくなります。
わかりやすいたとえは、育児で忙しくて時短勤務している人です。この人達は夜に遊ぶことができませんが、超朝型も同様、夜は遊べません。
育児であれば子供がいるため我慢しやすいですが、超朝型生活は何もありません。自分の意思だけが頼りになっている状態です。そういう意味では、育児をしている人達よりも分が悪いとさえ言えます。
というわけで、超朝型であっても退屈せずに過ごせる手段も実は重要なのです。これのあたりがつかない人は、おそらく超朝型生活を維持できません。退屈に負けてしまうでしょう。
超朝型生活のメリデメと導入方法を紹介しました。
超朝型的なライフスタイルが気になっている方の参考になりましたら幸いです。