workhack2.0

プレゼンススペース(Presence Space)とは、メンバー全員のプレゼンス(在席状況)表示に特化したワークスペースを指します。

メリット

既存事例

Remotty

株式会社ソニックガーデンが提供しているバーチャルオフィスツールです。

https://ja.remotty.net/

PCのカメラで撮影された画像が2分ごとに共有されます。

Discord

チャットツールのプレゼンス機能は古くから存在していましたが、Discord は特にプレゼンスの俯瞰を意識していると思います。

もとがゲーム向けチャットなだけあって、リアルタイムなコミュニケーションにはかなり力点が置かれています。

Teracy

次世代のバーチャルオフィスを謳っています。

https://note.com/teracyjp/n/nd9dfadfae574

入室の手間を省く、ライブステータス(ステータスの自動反映)、ライブチャット(その場でテキストを表示)など、よりシームレスな体験を実現しています。

情勢と相性

パンデミックによりリモートワークが普及し、時間と場所を常時拘束する必要性はもはやなくなりました

※デスクワーカーの話です。

技術の足りなさや政治的な理由、その他経済的な理由(GAFAMがリモートから出社に戻そうとしてるのは、減税がなくなるから説)を除けば、もはや「現代の水準」と言えます。

当サイト『仕事術2.0』ではVUCARDと呼んでいます。

VUCA 改め VUCARD の時代

ところが、国内では、同座して顔を見てコミュニケーションする文化が比較的強いこともあって、不満を感じる人が少なくありません。つまり文化的な理由により、VUCARDが犯されがちです。

たとえば、ハイブリッドワークの名のもとに、出社への回帰する動きもよく見られます。

一方、上述した Remotty のように、リモートを維持しながらも不満を解消する例もあります。当サイトでも1on1コミュニケーションの注入(CI, Communication Injection)、また雑談など親近感を育む行為 「グルーミング」という言語化も含めて多数扱っております。プレゼンススペースもその一つです

プレセンススペースのあり方

プレゼンススペースは新しい概念であり、事例も少ないです。

他にどのようなあり方があるかを少し考えてみましょう。

何をプレゼンスとするか

チャットではオンライン・離席中といった「ステータス」を使っていました。Remotty では「PCカメラの撮影画像」を使っていました。

このようにプレゼンスとして使う情報をプレゼンスキットと呼びます。

他にも色々考えられます。たとえば:

ベールドも鍵になる

実際の在席状況をダイレクトに反映したプレゼンスをオープン・プレゼンス(Open Presence)と呼びます。

一方、上手くぼかしたものをベールド・プレゼンス(Veiled Presence)と呼びます。

プレゼンススペースというと、オープン・プレゼンスをイメージしがちですが、これは監視的であり、かなりの信頼関係や事実上の拘束を要求します。汎用的ではありません。

オープン・プレゼンスでは上手くいかない場合でも、ベールド・プレゼンスであれば適応できる可能性があります。

行えるアクション

プレゼンススペースから行えるアクションにも検討の余地があります。これをアクションキットと呼びます。

アクションキットの例を以下に示します:

おわりに

プレゼンススペースという概念を取り上げました。

プレゼンスキットとアクションキットを上手く設計した、上手い感じのプレゼンススペースツールがあるといいですね。