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コミュニケーションを行う際は、自分の情報を「具体的に誰に届けるか」を想定します。これを想定伝達範囲(Implicit Reach)と呼びます。

無自覚な場合もあります。極端ですが、「あなたの発言を録音してインターネットに公開します」とした場合、やめてくれとなるでしょう。これは想定伝達範囲を越えてしまうからです。

メリット

コミュニケーションのメンタルモデルを変えることができます。

後述しますが、原始的なコミュニケーションの不便さに抗うには非同期コミュニケーションが必要ですが、これには技術と方法以前にメンタルモデルの変更が必要です。

想定伝達範囲という概念を知ると、このメンタルモデルを自覚できますので、変更にも手を付けられます。

想定伝達範囲とコミュニケーションメンタルモデル

想定伝達範囲は、コミュニケーションのメンタルモデルにもかかわっています。

想定するメンタルモデルは1.0です。私たちが通常使っているものですね。

コミュニケーション1.0

ネット上への投稿など、想定がないか緩いものは2.0と呼びます。コミュニケーションというと、お互いの時間や場所を拘束する原始的なものがメインですが、ここから抗うには非同期コミュニケーションの本質と必要性が必要です。

問題は、この非同期コミュニケーションには、2.0のメンタルモデルが必要だということです。

いくら技術と方法があっても、メンタルモデルを変えないことにはどうしようもできません。実際、現代であっても未だに原始的なコミュニケーション――たとえば出社や会議、あるいはリモートでもオンライン会議は主流です。

コミュニケーション2.0

さらに踏み込んで、3.0も整理しました。

コミュニケーション3.0

推測でしかありませんが、AIのために自分の情報を残すこと、そしてAIがその情報をいつどこで使うかがわからないこと、わからないということを受け入れることが大事である――という世界観になるのではないかと思っています。

つまり想定伝達範囲の放棄が起こるのではないか、と。