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ファシリテーションとは、対話やワークなど集まって何かする際に場を制御することです。

いくつかパラダイムがあるので整理します。

1: モデレート

「検閲」のニュアンスを持ちます。厳しく統制するか、モデレーターの好み以外が許容されない、融通の利かないあり方になります。

例:

2: ファシリテート

モデレートでは融通が利かないので、代わりに、進行を制御する専任者をつくってそれに任せます。それがファシリテートの概念です。

「司会」のニュアンスを持ちます。場の進行を代表的に制御します。何らかのプロセスに従うか、信念(日本では多数決や平等主義が多い)に基づくことが多いです。良くも悪くも無難になりがちです。

進行制御以外に、議論やワーク自体に参加するかどうかは、ファシリテートの好みに分かれます。仕事の文脈では、管理・支配したがる人も多くて参加しがちです。仕事が絡まない議論やワークの場合は、サボったり内面を出したくなくて避けがちです。参加する場合、パワーを持っていると実質的にモデレートになることもよくあります。

例:

3: ディスラプト

ファシリテートでは良くて「無難」であり、無難を越えづらいです。越えるためにはもう少し冒険が必要で、たとえば秩序を破壊しに行く営みはよく使われます。

これをディスラプト(Disrupt)と呼ばせてください。ディスラプトの実践者をトリックスターと呼びます。

「混乱」のニュアンスを持ちます。発想法的な発散をして無秩序に情報をばらまいたり、常識や前提を疑う意見を出したり、あるいは単に批判的な意見を出したりします。

異文化理解力の8つの指標と、特に日本の傾向とは想定されないあり方ですが、VUCAな時代に伴い、需要も増えていて、近年ではSFプロトタイピングなどビジネスでも使われ始めています。

例:

4: ?

まだ見えていないパラダイムです。

第三パラダイムでは、ディスラプトを担うトリックスターは単一あるいは少数であり、ディスラプトが機能するケースがそもそも少ないとの課題があります。機能するには以下のいずれかが必要です。

このネックを解消するためには、万人がトリックスターも演じられるようなあり方が必要と考えます。

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