現代を支えているものは IT とゲームだと思います。
ゲームは「素人から上級者まで夢中になって取り組める仕組み」とも言え、その強力さは、現代の盛り上がりを見れば明らかです。そもそもスポーツもゲームであり、長い歴史を持ちます。
このゲームの、ビジネスへの応用が進んでいます。ゲーミフィケーションと呼ばれますね。
本記事では、仕事のゲーミフィケーション――仕事をゲーム化するための仕事術をまとめます。
紹介に入る前に、考え方を軽くお伝えします。
WNGFとは面白いゲームに共通する4要素を指します。
WNFGを極端に確保したのがゲームだとも言えるわけです。私たちはゲームに夢中になりますが、それはWNGFが満たされているからだとも言えます。
であるならば、仕事への夢中も、仕事においてWNGFを確保すれば良いと言えそうです。
書籍『静かに退職する若者たち』では、若者が「成果や力量に対する定期的なフィードバック」を欲していることを示しています。
仕事においては、フィードバックが遅くなりがちです。
正解かどうかがわからなかったり、見てもらえるまで待ったり、見てもらうために調整やおうかがいを立てないといけなかったり、使える回数が限られていたりします。
一方、ゲームでは基本的に即座に、何回でもトライアンドエラーできますよね。
この差は非常に大きいです。
冒頭でゲームの他に IT も挙げましたが、IT がこれほど現代を席巻し、GAFAM なる巨人をもつくりあげたのは、IT がフィードバックが多い世界だからです。
プログラミングがまさにそうですが、つくったものを実行すればすぐに結果がわかります(あるいはそうなるようにつくることができます)。作り変えるのも、つくるのもかんたんです。コードを書くだけですからね。――というわけで、素早く何十何百何千何万と試行錯誤ができてしまうのです。
フィードバックの効率は正義です。高ければ高いほど良いです。たくさん試行できるからこそ見えてくるものがあります。
仕事は単純ではないので、W、N、G は設定しづらいですが、フィードバックは違います。フィードバックが高効率で来るようなやり方を考えれば良いからです。まさに仕事術の出番です。
本記事では「フィードバックの効率を高められるような仕事のやり方」を主に紹介していきます。
名前がないと不便なので、ワーク・ゲーミフィケーション(Work Gamification)とでも名付けておきます。
本記事は、ワーク・ゲーミフィケーションの手法を紹介したリンク集だと言えます。
組織内全員が自由にやりとりできる、といった形で「数の力」でフィードバックを増やすアプローチです。
数百人、数千人以上が集まる大きな組織に適しています。
FCFS(First Come, First Served)
SiNS(Social intra-Networking Service)
主に少人数・小集団内で、高密度なフィードバックが行えるような過ごし方を整備するアプローチです。
組織全体で使える共通言語・共通体系を定義し、仕事に関するコミュニケーションを統一的に行えるようにするアプローチです。