ブラックボックス
- ボックスの一種で、中身が見えない・ステートレスなど管理コストを削ぎ落としたコンテナ
- 特徴
- ステートレス
- タスクが入っているか、入っていないかだけを扱う
- タスクの存在のみを保持する
- 中身の隠蔽
- 中に何が入っているかを見ることはできない
- ただし中に何個入っているかを知ることはできる
- 選択時の自由意志を排除
- 中に入っているタスクのうちどれを取り出すかは、アルゴリズムによって制御される
- 利用者の自由意志で選択することはできない
- 意義
- 従来のタスク管理(リストによる管理)よりも管理がシンプルであること
- 入れる、出す、総数というシンプルさ
- それでありながら忘迷怠を防げるポテンシャルがある
活用シーン
- タスクガチャ
- 家事ガチャなど
- テレワーク中、休憩時間に行う家事タスクをブラックボックスに入れる
- 休憩時間になったらブラックボックスからOutし、家事を消化する
操作とアルゴリズム
- 操作
- 入れる(In)
- 数える(Count)
- 出す(Out)
- タスクを一つ実行するまでの流れ
- 以下を行う
- outした時点で、そのタスクはボックスからは削除されている
- スキップしたい場合などは、再びinしなければならない
- つまり「やっぱこのタスクなし!」を行うコストが高い(ので「仕方ない、やってしまうか」を期待できる)
- ネスト
- ブラックボックスの中にブラックボックスを入れることもできる
- 取り出されるのは常にタスクであり、ボックスではない
- 例
- box1
- box1からoutするとき、タスクは2,3,4,5,6のいずれかから取り出される
- まずボックス選択アルゴリズムにより2,3,4のいずれかが決定される
- 3が選ばれた場合、さらに5,6のいずれかが決定される
- リーフ(ネストされていないボックス)まで辿り着いたら次へ
- タスク選択アルゴリズムにより、タスクを一つoutする
仮説
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